AsylumStatusの活動 - 実例紹介
就労ベースの永住権を申請して10年以上・・・(2)
このお話は、前回の続きです。その1を読む
2013年6月、いよいよ面接がありました。
偶然その前の面接の人が同じようなケースで犯罪歴を突かれたので、このクライアントの面接では弁護士も前もって相当シュミレーションをしていたようです。
追加書類で聞かれるであろう犯罪歴などの記録も移民局裁判所とFBIから前もって取り寄せました。(記録には「何もない」という説明が書いてあります)。
どうしてかというと、「10年ステータスがない」というケースですので、それなりに準備をしなくてはいけません。特別なケースとして勝つために、最善を尽くして面接に望むようにしました。
そして、面接となりました。面接官は最初はこのケースを議論する気があるようでしたが、弁護士が上手に回避しました。面接官は、面接の最後には、まあ、書類もあるし、「永住権申請を受理します」とのことで、ステータスが10年以上ないケースとして、永住権を発行されました!