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ビザ種類の考え方

VISAについて

アメリカで私達日本人が働くためには、就労ビザや永住権などの政府からの承認が必要になることはご承知のことかと思います。しかし、一口に就労ビザと言ってもいくつかの種類があり、またその違いまで理解するのは非常に困難です。このページでは一般的な就労ビザ等の違いを企業からの観点も添えて解説いたします。

就労VISAの種類と詳細

  • J-1 VISA:
    • インターンシップのようなエントリーレベルや、アシスタント向けのVISAなので専門職とは考えられない為、永住権には結びつきません。その分、雇用条件が低く、スポンサー条件が比較的楽な為、多くの企業で利用されています。またパスポートの査証部分に特別な記述がない限り、将来永住権を取得する前に2年間アメリカを離れなくてはならない決まりがあります。Jビザから他のビザへの変更は自由に可能です。
  • Labor Certification (VISAなし労働許可 - 特別該当するVISAの発行はなし、スポンサー先で就労可能、永住権申請も可能):
    • 2年以上の専門トレーニングを受けた人々にスポンサーがいる場合、Department of Laborに「そのスポンサー企業での就労」を申請します。
    • 移民局としては、「2年の専門トレーニングを受けただけという実績では移民局からは特に該当する就労VISAを出すまでではない・・・」ということで、その会社で合法的に就労することが可能であるけれども、ビザやステータスは何かご自分で維持しなくてはならないというルールがあります。但し、専門職ということでLabor Certificationベースで永住権の申請が可能です。然るべきVISAを維持して、EB-3から永住権を取得できます。
    • 雇用者側からも2年の専門トレーニングレベルの雇用は比較的安い金額で可能となる為、ビザステータスの維持と就業時間のバランスの両立が可能であれば、フルタイムでの雇用が可能のため、広く利用されております。
  • H-1b VISA (VISA付き労働許可):
    • 4年制大学以上の高等教育を修了または6年の専門性の高い職歴を持つ人に許可される就労VISAです。Department of Laborから専門職として労働許可を認められると、移民局も専門的な経歴を考慮した上でという意味合いでH1b VISAは準備されています。いわば『労働許可+VISA付き』という感じです。
    • 専門職ですので、永住権を申請できます。また、修士(Master)以上の専門知識・経歴がある場合、H1bの一般申請枠とは異なる優先申請枠が準備されており、永住権のカテゴリもEB-3やEB-2などがあります。
    • 雇用者側の立場で考えると、4大卒または6年以上の職歴の人材を採用するということは、それなりの事業規模です。そのため、経営状況や雇用状況に問題がない企業かどうかしっかり書類上で審査されます。
  • E-1 / E-2 VISA:
    • 投資家(社長)からE VISAを分けてもらう形で、従業員としてE VISAを保持することが可能です。従業員として雇用される場合、永住権を専門職でEB3やEB2などが申請出来ます。
    • また、H-1bと比較して、H-1bを平社員用のVISAと考えると、E VISAは重役・マネージャー以上のポジションに対するVISAとなります。そのため、従業員3人に対しE VISAが1つ降りると一般に言われます。言い換えると、平社員に対し1人マネージャー(重役)が必要・・・という会社の概念に当てはまります。

以上のようなことをアメリカで就労する際の前提として念頭に置いておくと、VISAの考え方がもう少し簡単になります。