AsylumStatusの活動 - 実例紹介
地震で避難してきた家族の話
2011年10月の終わり、ある女性から連絡がありました。その人は実は日本から7月に家族で渡米した家族の娘さんでした。 お父さんが日本人女性と結婚した外国人で、ずっと日本で家族は暮らしてきましたが、住みづらい事情がありました。 3月の地震以降、日本の経済が悪化し、益々風当たりも強くなり、収入面で苦しい状況に直面しだしたため、家族でアメリカへ移住するため渡米したそうです。
連絡が出来た直後、家族の90日間の旅行者としての滞在期間は終了しました。 しかし渡米から1年以内にアサイラムを申請すると合法です。
弁護士は家族の筆頭としてアサイラムを申請するのが、父親の場合、父親の国籍で申請をすることになるけれども、日本で永住権を持っている場合、 法律面で引っかかってしまうから、ケースとしては難しいと説明しました。その頃お父さんだけはVISAを持っていたのですが、別のビザに切り替えることも難しいため、 ケースは難しくてもアサイラムで申請することになりました。
自分の国に帰ることが難しい現状と、永住権がある日本でも立場が苦しい状況を面接官に説明する説得力の強い内容を準備することになりました。 日本は、文化が深いため、伝統的な習慣がたくさんあります。 外国人が難しいと感じる状況は、弁護士たちもあまり知りません。 当スタッフがクライアントの話を弁護士に説明する必要があります。 たくさんのエピソードの中で、実際にアサイラム申請に必要なトピックを選択し、ドラマチックな文章で構成を整え、翻訳し、 それを弁護士スタッフが更に法律的見地を交えた力強い多国間の問題として作成しました。
家族は2012年3月に面接があり、4+弁護士で面接に望みました。 3月下旬に結果が出ます。 面接官の印象と決断次第では特例ですぐにアサイラムを認定される可能性もあります。
今後労働許可書やソーシャルセキュリティや運転免許を取得し、子供たちは学校へ通うことになり、両親も自分たちの仕事を探せるようになることでしょう。