AsylumStatusの活動 - 実例紹介
結婚の直し: 永住権取得!!
自分はアサイラムに適しているとあるとき電話をしてきた人がいました。よくよく聞きますと、以前結婚し、仮の永住権をもらうための面接に夫婦共に行き、当時の奥さんが今までの結婚生活がどうだったか今となってはわからないと移民局へ供述書を書いたそうです。
その日から、その人はステータスもなければ、永住権も取り下げとなり、ショックも覚めやらぬうちに、離婚となり・・・。そして今に至ったそうです。
「アサイラムは逃げないので、その前に結婚のときの書類を見て、良さそうならそちらの直しからしませんか?」と方向性を変更しました。現に、思い込みがどうあれ、内容が適していれば、この国はチャンスが与えられますし、前向きに協力してくれる弁護士はたくさんいます。当弁護士もその一人です。
結局移民局裁判所へ行かなくてはならないので、費用は料金表の通りですが、本人は遠方から必要なときはLAに来ました。書類を推し進めていきました。
最初の頃、別れた奥さんには絶対会いたくないと非常にナーバスでした。最初の結婚の書類はその奥さんが作ってくれたもので、丁寧なものでした。文化の違いと生活時間のすれ違いから起こった問題だったようですが、後遺症から客観視は出来ないようでした。
その後、一応結果待ち・・・と言う頃、その人の職場は経営が危なく、収入の先行きの不安と、待ちのストレスで気も来るわんばかりのようでした。先の見えない恐怖や不安がどれだけストレスを与えるか、応援するしか出来ないものどかしさがあります。
ビジネスを作り出すことなども提案し、雇われる側から、提供できる側へなど様々なことを電話で話したりしました。少しずつ自分の可能性を本人は模索していました。最初は不老収入を目指したいとか、特許を買い取って~など、本人のキャパシティからは現実離れした希望を語っていたり、愚痴っていたのですが、だんだん休みの日など、私たちの「宿題(ビジネスプラン)」を自分なりに検討したり、当スタッフが時々メールでやり取りするWebの勉強を今後自分でも少しわかるようにと勉強したりしていたようです。
ついに待ちに待った次のステップへとなりました。本人は収入の危機から気も狂わんばかりでしたが、弁護士事務所のとある弁護士が、この書類があると働けるとぽろっと言った言葉から、疑心暗鬼で大手に仕事を申し込んだようです。
書類先行は通過し、詳しい個人情報を記入する段階になりました。そして当社へ電話をしてきました。「本当に働きたいと思う」と言うので、「いつも聞いているけれども・・・」と言いつつ、Social Securityで合法で働けるかどうかをチェックするサイトを教えました。自分の目で、しっかり調べればいいと思いましたし、USCISはそういうことを個人でアクセスできるように情報を開示しています。
本人から仕事の初日の夜、電話がありました。ソーシャルを調べるサイトなど、実用的な情報を知りたかったし、それを踏まえたら、「合法」と出てきたので、すぐに職場へ連絡し、転職を果たしたそうです。
お給料が少し低い代わりに副業が可能の会社だそうで、今は、以前の待ち時間に考えてきた豊富とビジネスプランを元に、自分の空いている時間に個人企業として両立していけるように一歩一歩進めているようです。また、来年からトラックドライバーの学校にも通い、手に職・・・を広げるそうです。20代と違い、30代はしっかり地に足のついた生活を発展させていくと意欲を燃やしています。
2013年1月、先日このケースはグリーンカードを取り戻しました!!面接に行って、面接官から永住権申請受理のスタンプをその場でもらいました。詳しくはブログに載せてありますので、ご覧ください。^^
スタッフ一同、とてもうれしいケース結果となりました。