AsylumStatusの活動 - 実例紹介
ついに労働許可書の申請
2011年から夫婦でステータスを直すため、AsylumからCancellation of Removalを行っている人々がついに労働許可書申請の時期になりました。
ステータスが無くなってしまう人々の大半は、ほとんど永住権を取得しようとして、なんだか運がなかったという人々が多いと思います。
AsylumでOut of のOutを消すために、Pendingに変更、その後、1回目の法廷でケース内容の変更を依頼、そしてその翌月には労働許可書申請というのが通常のステップなのですが、この人々の場合、法廷が延期になってしまいました。
通常、面接を行ってから、Pendingの場合は法廷で担当裁判官と最初の顔合わせがなければ、150日経っても労働許可書は降りません。
法廷が延期になったとの連絡を聞いたとき、「労働許可書→永住権と視野に入れて戦っている人々なので、まずいな~」と一瞬思いました。弁護士達は延期通知が来たから、延期だね・・・というスタンスです。
当スタッフはクライアントさんの気持ちがよくわかっているので、弁護士に法廷延期でも労働許可書が下りる手がないかどうか、打診しに行きました。弁護士は、数日考えてくれたようですが、やり方があることを思い出してくれました。
そのため、法廷はまだまだ先ですが、当初より予定していた期間に150日の通達が発表され、めでたく労働許可書の申請が出来ることになりました。恐らく2月の初旬には2人に労働許可書が送られてくると思います。
この人々は最初の申請書類の中でも、夫婦一口が、申請者のみというカテゴリーとなっており、面接時に当スタッフが色々と気を利かせて、弁護士へ働きかけ、さらに、面接官が面接で配偶者の申請を受けてくれるように、取り残されてしまっている配偶者を先に面接会場へ通して、自然に夫婦が面接官の目の前に現れ、移民局の中で配偶者が配偶者であるにもかかわらず、受理されていない状況を目の当たりに出来るように、取り計らいました。
アメリカでは、問題をしっかり認識してもらわないと、ぞんざいに扱われてしまうので、念には念を入れないといけません。そのために、夫婦の申請待ち期間が長引いてしまっても後の祭りになってしまいますから。
面接でも今回の法廷延期でも状況は運よく打破できており、この人々は今、ゴールへ向かって自然の力が後押しをしてくれているように感じます。平和な生活が再び訪れるように応援しています。
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